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もうすぐ50歳でこの腹筋!? 国際大会金メダリストによる「40代以降のボディメイク」の秘訣

関口貴夫選手「マスターズ世代(40代以降) はどのようにボディメイクをすべきか?」

歳を取ると、若いときのようにガムシャラなトレーニングはなかなかしづらくなるもの。そんな中でいかにトレーニングをすべきか。肉体美を競い合うボディビル競技において、昨年アーノルドクラシックヨーロッパ2023のメンズフィジークマスターズ45~49歳級で見事優勝に輝いた関口貴夫(せきぐち・たかお/49)選手が考える、マスターズ世代が身体を変えていく上で意識すべき点とは。(初出:月刊ボディビルディング2024年8月号)

【写真】「これでもうすぐ50歳!?」関口選手の「芸術的」肉体美

■40代以前と以降での身体、トレーニングの変化
「若いときはとにかく重量を振り回していて、効かせるという概念はありませんでしたが、今は筋肉に重さを乗せる・受け止める、という意識でトレーニングをしています。丁寧なチーティングとでも言うのでしょうか。収縮種目なら収縮を、ストレッチ種目ならストレッチ時に負荷が抜けないように意識しています。実際、筋の丸みや凹凸は49歳の今がベストです」

■40代以上が身体を変えていく際に必要な考え方
「意外と追い込まないほうが筋発達することもあり、強度とリカバリーが釣り合わないと筋発達しないどころか、逆効果にもなりえるということではないかと思います。生活をトレーニングに全振りできない方はトレーニングであまり追い込まず、例えばセット数を2、3セット増やすなどの方法もオススメします」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:East Labs Photo Team 写真提供:関口貴夫

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